Sadeの「Smooth Operator」の冒頭に始まり、スタンダード・ナンバーの「Baker Street」、サックス演奏の代名詞的な存在となった感のある George Michaelの「Careless Whisper」、そしてKaty Perryの「Last Friday Night」。これらの楽曲に代表されるように、サックスパートは音楽に彩りを加え、今日に至るまでさまざまなジャンルの音楽にとって重要な役割を果たしてきました。
サックスは管楽器の中でも大変人気があるだけでなく、管楽器初心者にとって始めやすい楽器のひとつと言われています。
いい音と表現力を磨くための近道
サックスの練習を始めたばかりのころは、リードとマウスピースの適切な組み合わせを見出すのも難しく、音程のズレが生じ、思ったような音を出せるようになるまでには時間を要するもの。しかし、エアロフォンを介しての練習は、そうした初心者がつまずきがちなハードルを下げ、サックスの演奏に必要な表現力を短期間で身につけることができます。
逆も同じくで、サックスでの表現がすでに身についている方なら、エアロフォンでの演奏はよりスムーズで楽しいものとなります。
サックスと同じキー配列の採用
エアロフォンのキー配列は、アコースティックサックスに準拠しています。すなわち、サックスの運指を身につけてしまえば、エアロフォンとサックス、両方を演奏できるようになります。
さらに、エアロフォンとサックスは同じ運指なだけではなく、世界的に知られたサックスのキー配置を参考に設計されており、操作性に優れたボタンは満足のいく演奏体験をもたらします。サックスの練習にエアロフォンを活用すれば、応用的なスキルを身につけることができるでしょう。
*Aerophone mini AE-01は馴染み深いリコーダーに近いキー配列です。
身体への負担の少ない軽量設計
アルトサックスの重さは約1.8kg 〜 2.3kg、テナーサックスは2.7kg 〜 3.2kg程度あり、ネックストラップで支え続けると疲労の原因となります。しかしエアロフォンは電池を含めても約1kgと軽量なため、より効率的に、かつ長い時間練習に向き合うことができます。
管楽器やサックスの練習にエアロフォンを用いても応用的なスキルを身につけられます。
メンテナンスは簡単、そして場所を選ばず練習できる
洗練されたデザインのエアロフォンはメンテナンスも非常に簡単です。演奏後に本体内部の水分を抜くためのドレンから自然に水分が流れ出るように設計されています。また、AC電源から電池駆動に切り替えてヘッドフォンを使用すれば、場所を問わず演奏を楽しめます。
何から始めたらいい?専用アプリがビギナーをサポート
これからエアロフォンを始めてみたいけど、何から手をつけていいのか分からない。そのようなお悩みがあれば、「Aerophone Lesson」アプリ(iOS/Android)*を試してみてください。
この無料アプリは、楽器の構え方や操作方法などのチュートリアルを動画で確認できるだけでなく、楽しく吹ける11曲の伴奏付き練習曲も備わっています。また、お手持ちのスマートフォン/タブレットとエアロフォンをBluetooth接続すれば、保存してある音楽をストリーミング再生してバッキングデータとして活用できます。アプリを介して楽器に慣れ親しみ、演奏のスキルを伸ばせる内容となっています。
*「Aerophone Lesson」アプリはAerophone AE-20 / Aerophone Pro対応です。
サックス運指以外にも対応
エアロフォンはサックス運指限定の楽器ではありません。サックス以外の楽器の運指でエアロフォンを演奏したい場合は、運指モードをフルートやトランペット、クラリネットやリコーダーに変更することができます。
エアロフォンはサックスの運指のみではなく、フルートやトランペット、クラリネット、リコーダーにも設定が可能。
音色のバリエーションが多いエアロフォンの運指さえ覚えてしまえば、ロックバンドに参加したり、ジャムセッションに飛び入り参加したりと、1台で何役にもなれます。さまざまなジャンルの音を試して、音楽のポテンシャルを広げてみてはいかがでしょうか。
新しい楽器を始めることは、少しハードルが高いと感じる方もいるでしょう。しかし、エアロフォンは新たに楽器を始めてみたい方にとって、始めやすく、楽しみが続く楽器です。その秘密は下記の記事にてご紹介します。