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AIRA Compactを知り尽くす:
ベーシック

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AIRA Compactシリーズは、音楽を楽しむための多彩な機能を最小の筐体に搭載。iPhone Proとほぼ同じサイズの各楽器は、それぞれに印象的なサウンドや機能を有しています。コンピューター不要のパフォーマンス・セットアップ、旅行や外出先での音楽スケッチ、DAWベースでのスタジオ・ワークフローにおけるハンズオン・コントロールなど、高い柔軟性とパフォーマンスの可能性に溢れたAIRA Compactファミリーをご紹介します。

GUIDE

はじめに

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セットアップ 

AIRA Compactのセットアップは、その他の外部機器を組み込むか否かに関わらず、簡単にできるように設計されています。これらのデバイスは、3.5mm TRS(ステレオ)ケーブルを使用してオーディオとMIDIを送信し、3.5mm TR(モノラル)ケーブルを使用してシンクします。また、ラップトップやスマートフォン、またはタブレットに接続してオーディオとMIDIを送信するためのUSB-Cジャックも備えています。  

チェーン接続   

2種類以上のAIRA Compactをチェーン接続するには、一方のデバイスのMIX OUTから次のデバイスのMIX INにステレオ・ケーブルで接続するだけです。このように複数のAIRA Compactだけで遊ぶことができ、外部ミキサーも不要です。接続した各デバイスのそれぞれの音量がミキシングされ、最終的な出口となるAIRA Compactからスピーカーやヘッドフォンに送信されます。

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テンポ・シンク  

デバイス間でテンポ・シンクをするには、モノラル・ケーブルを使用してデバイスのSYNC OUTからSYNC INに接続します。また、MIDI OUTとMIDI INをステレオ・ケーブルで接続すれば、デバイス間のテンポ・シンクだけでなく、START / STOPも同期させることができます(つまり、一方でSTOPまたはSTARTを押すと、もう一方も同じ動きをします)。  

"AIRA Compactは、オーディオ・インターフェースとしてや、MIDIを介してコントロールするサウンドモジュール、ソフトウェア音源を制御するためのMIDIコントローラーなど、セットアップに応じて幅広くご使用いただけます。"

どちらを選択するかは、デバイスのシンク方法と追加でMIDI機能を使用するかどうかによって異なります。もちろん、シンクはAIRA Compactだけに限定されるものではなく、標準MIDIまたは3.5mmシンクI / Oを備えたデバイスであれば、セットアップに組み込むことが可能です。これにはクロック信号を送受信できるユーロラックなども含まれます。  

接続  

最後に、AIRA Compactをラップトップやスマートフォン、またはタブレットに接続するには、付属のUSB-Cケーブルを使用します。AIRA Compactはクラス・コンプライアント対応のため、Mac、Win、スマートフォン、またはタブレットのいずれに接続する場合でもドライバーは必要ありません。DAWやその他の音楽ソフトウェアで使用する際には、AIRA CompactをオーディオおよびMIDIデバイスとして選択します。

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このようにして、AIRA Compactをオーディオ・インターフェースや、コンピューター/スマートフォン/タブレットからMIDIを介してコントロールするサウンドモジュールとして、またはソフトウェア音源を制御するためのMIDIコントローラーとしてなど、セットアップに応じて幅広くご使用いただくことが可能です。

: タブレット、スマートフォン、または古いコンピューターに接続する際には、AIRA Compactに付属していない別のケーブルやアダプター(USB-CからMicro USBまたはLightningなど)が必要になる場合があります。  

シンク設定とプログラム・チェンジ  

AIRA CompactのSYNC IN / OUTは、アナログトリガーを使用した同期にも対応しています。複数のAIRA Compactを接続する場合でも、外部機器に接続する場合でも、これによりデバイス間のクロック・スピードを決定できます。同期させるデバイスの仕様と希望のシンク・スピードに応じて、SHIFT + MENUでメニューに入り、SYNC CLOCKオプション(S.cLK)までスクロールして、ビートあたりのシンク・クロック数(1、2、3、4、6、8、12、24)を設定することが可能です。

"AIRA CompactのSYNC IN / OUTは、アナログトリガーを使用してタイミングを同期させることができます。"

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T-8 と J-6 は、プログラム・チェンジ(PC)MIDIメッセージを相互に送信したり、プログラム・チェンジ・メッセージを受信可能な外部機器に送信したりすることも可能です。これはライブ・パフォーマンスに有効な機能で、あるデバイスでパターン変更をすることで、別のデバイスのパターンも自動的に切り替えることが可能となります。複数の楽器でパターン変更を同時に行えて、両方を手動で変更する必要はありません。J-6では、各パターンのパターン・チェンジ(P.ch9)メニューから、現在再生中のパターンが次のパターンに切り替わるまでの拍数を設定します。

AIRA Compactについて

Evan Shamoon

Evan's work has appeared in a host of print and online publications, including Rolling Stone, Wired, The Fader, and Tenderly.