FANTOMは、強力な創造性の代名詞と言えるでしょう。プロダクションの中枢であり、優れたパフォーマンス・ツールであり、シンセサイザーの醍醐味が味わえ、そして進化を続けるクリエイティブ・ハブでもあります。クリエイティブ・ハブ・シリーズでは、FANTOMがスタジオからステージ、そしてその先まで、あなたの音楽ライフの中枢となる方法をご紹介します。FANTOMをプラグイン・ソフト・シンセでカスタマイズできることをご存知でしょうか。これによりFANTOMの可能性はさらに広がります。Apple Logic Pro、MainStage、Ableton、Cubase、Studio Oneの操作が可能で、タッチスクリーンを使ってパラメータを調整できます。ソフト・シンセに豊かな内部サウンドを重ねる方法を見ていきましょう。
広がるサウンド
FANTOMのサウンドの幅を広げたい時に、ソフト・シンセを活用することができます。内部のサウンドと同じように使用可能です。FANTOMのシーンには16のゾーンがあり、その中から選択することができます。つまりゾーンは、内部サウンドと同様にソフトウェア・シンセサイザーもアサインできるのです。さらに、スプリットやレイヤーを使用して、それらを組み合わせることができます。
これらのバーチャル・インストゥルメントをタッチスクリーンでコントロールすることもできます。Apple Logic Pro* と MainStage にはスマートコントロールが搭載されているので、内部サウンドと同様にハードウェアからソフトウェア・シンセサイザーの操作が可能です。
*Logic ProとMainStageはスマートコントロールに対応しており、今後さらに増える予定です。
無限の可能性
シンプルにUSBで接続して任意のゾーンを選択することで、ソフトウェア・シンセサイザーをFANTOMのワークフローに取り込むことができます。雰囲気のある独特のサウンドやメロトロンのような非常に特殊な楽器が良い例となるでしょう。サウンドの選択肢は限りなく、すべての内部サウンドとソフトウェア・シンセサイザーが、使用可能な膨大なサウンドの一部になります。
例えば、JUNO-106やSRX ORCHESTRAのようなRoland Cloudのインストゥルメントを使いたい時に、「Logic Pro」を開けば、その曲のシーン内のどのゾーンでもサウンドを流すことができます。シンプルなラップトップで、すべてのプラグイン・ソフトウェア・シンセサイザーとFANTOMの内部サウンドをミックスさせることが可能です。
「ソフトウェアに楽器があれば、FANTOMを介して使用できます。本体の音だけに頼ることなく、どこまでも想像力を広げていくことができるのです。」
さらに詳しく
ソフトウェア・シンセサイザーをワークフローに加えられることで、より複雑なスプリットやレイヤー、ハイブリッド・サウンドが作成できるようになり、幅広いサウンドのバリエーションが必要とされるような、さまざまな状況に対応できます。
例えば、ストリングスに特化した2ギガバイトのバイオリン・サンプルやバンドで使用していたJV-1080のパッチがあり、民族楽器やRoland Cloud ACB JUPITER-8、またはサード・パーティのプラグインを使用したいような時でも、ソフトウェアに楽器があれば、FANTOMを介して使用できます。ソフトウェア・シンセサイザーを使用して、それらをサンプリング、リサンプリングすることも可能です。もはや本体の音だけに頼ることなく、どこまでも想像力を広げていくことができるのです。
クリエイティブ・ハブ
FANTOMは、様々なジャンルのライブパフォーマーにとって欠かせない楽器です。しかし、そのパワーを発揮するのはステージの上だけではありません。FANTOMのツールとインテグレーションの可能性は、スタジオの中枢として、まさに理想的です。ワークフローに焦点を当てて、クリエイティブ・ハブ・シリーズの記事をご覧ください。
詳細と情報については、FANTOM製品ページをご覧ください。