プロダクションの中枢であり、優れたパフォーマンス・ツールであり、シンセサイザーの醍醐味が味わえ、そして進化を続けるクリエイティブ・ハブでもあります。クリエイティブ・ハブ・シリーズでは、FANTOMがスタジオからステージ、そしてその先まで、あなたの音楽ライフの中枢となる方法をご紹介します。今回は、FANTOMのMIDI機能を最大限に引き出す方法について見ていきましょう。
マスター・コントローラー
FANTOMは強力なマスター・コントローラーであり、MIDI機能を最大限に引き出すことができます。 ゾーンごとに内蔵サウンド、外部サウンド、またはその組み合わせをコントロール可能。ラックのビンテージXV-5080モジュールを制御したり、Apple MainStageを実行しているラップトップにUSBで接続したり、Logic Proからシーケンス素材をトリガーしたりと、FANTOMなら自由自在です。「さまざまな要素を組み合わせることで、外部ハードウェアやPCで使用しているバーチャル・インストゥルメンツ、シーケンスなどを同時にコントロール可能です。」
ハードとソフトの融合
FANTOMはコントローラーとしても高い能力を発揮します。ミキシング・パネルとノブを使用して、内蔵サウンドの選択、ゾーンやレイヤー設定、外部サウンドの選択などが可能。例えばJV-1080やXV-5080のようなラックタイプのモジュールをMIDI経由でコントロールしながら、USBケーブル経由でMainStageを同時に管理することもできます。
別の例として、Roland CloudのJUNO-106やJUPITER-8などのプラグインを使用したり、Appleやその他のソフトウェア・インストゥルメントを使用して、FANTOMのノブやスライダーでフィルターを調整したりすることも可能です。こうした要素を組み合わせることで、外部ハードウェアやPCで使用しているバーチャル・インストゥルメンツ、シーケンスなどを同時にコントロール可能です。
フレキシブルなシーン構成
例えば、1つのシーン内で、FANTOMの内蔵サウンドを4個のトラックで使用し、トラック5で外部のXV-5080をドライブし、シーンに保存。隣のトラックで、JD-XAとFANTOMの内蔵トーンをミックスしたサウンドで合わせて演奏する事も可能です。
最後に、Roland CloudからTB-303のようなACBプラグインを単独でコントロールしたり、FANTOMの内蔵トーンとミックスしたりもできます。これらすべてをFANTOMの入力にルーティングし、1シーン内でミックスすることができます。
「ビンテージのXV-5080を使用するときも、Logic Proでシーケンスをトリガーするときも、FANTOMが対応します。」
クリエイティブ・ハブ
FANTOMは、様々なジャンルのライブパフォーマーにとって欠かせない楽器です。しかし、そのパワーを発揮するのはステージの上だけではありません。FANTOMのツールとインテグレーションの可能性は、スタジオの中枢として、まさに理想的です。ワークフローに焦点を当てて、クリエイティブ・ハブ・シリーズの記事をご覧ください。
詳細と情報については、FANTOM製品ページをご覧ください。