FANTOMは、強力な創造性の代名詞と言えるでしょう。プロダクションの中枢であり、優れたパフォーマンス・ツールであり、シンセサイザーの醍醐味が味わえ、そして進化を続けるクリエイティブ・ハブでもあります。クリエイティブ・ハブ・シリーズでは、FANTOMがスタジオからステージ、そしてその先まで、あなたの音楽ライフの中枢となる方法をご紹介します。外部機器との連携に優れている点も、FANTOMの特徴の1つです。FANTOMは2系統のCV/Gate出力を備え、これらを使用してキーボードやシーケンサーから外部機器の制御が可能となります。
CV/Gateとは?
CV/GateはMIDI以前の概念です。MIDIの前身とも考えられるでしょう。Gateは基本的にオン/オフとエンベロープの情報を送信しています。CV/Gateは、電圧を使用してピッチとオン/オフを制御します。基本的に、MIDIはこのアナログ・プロセスのデジタル版になります。
テーブルトップ型やモジュラー型など、多くのアナログ機器はCV/Gateを使用しています。MIDIをCVに変換する装置をシステムに追加する人もいますが、FANTOMは基本的に内部でそれを行います。いくつかの例を見てみましょう。
「CV/GateはMIDI以前の概念です。MIDIの前身とも考えられるでしょう。CV/Gateは、電圧を使用してピッチとオン/オフを制御します。」
外部機器との多層的な連携
GateやCVでできることは、他の方法ではできないことです。外部シーケンサーのテンポを同期させるだけでなく、トリガー入力から実行できます。例えば、TB-03をお使いの場合、FANTOMのGateからシーケンサーのクロックを出力し、内部シーケンサーで楽しむことができます。
別の例として、TR-06にはプロバビリティを使ったアプローチなどもあります。FANTOMと同期した外部シーケンサーの機能により、複雑なポリメトリック・パターンが作成可能です。
マシン・トーク
モジュラーの演奏を好まないミュージシャンもいますが、特定の状況でモジュラーをトリガーするためのキーボードがあると便利です。これには、MIDIをCV/Gateに変換するキーボード・コントローラーが必要です。
FANTOMがUSB経由でソフトウェア・シンセサイザーをコントロールできるのと同様に、CV / Gateを介してアナログ・シンセサイザーやモジュラーと連携できます。これは、任意のプロトコルを介して接続できることを意味しています。
「FANTOMと同期した外部シーケンサーの機能により、複雑なポリメトリック・パターンが作成可能です。」
クリエイティブ・ハブ
FANTOMは、様々なジャンルのライブパフォーマーにとって欠かせない楽器です。しかし、そのパワーを発揮するのはステージの上だけではありません。FANTOMのツールとインテグレーションの可能性は、スタジオの中枢として、まさに理想的です。ワークフローに焦点を当てて、クリエイティブ・ハブ・シリーズの記事をご覧ください。
詳細と情報については、FANTOM製品ページをご覧ください。