クリエイティブ・ハブ:FANTOMの外部入力とサブ・アウト
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クリエイティブ・ハブ:FANTOMの外部入力とサブ・アウト

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FANTOMは、強力な創造性の代名詞と言えるでしょう。プロダクションの中枢であり、優れたパフォーマンス・ツールであり、シンセサイザーの醍醐味が味わえ、そして進化を続けるクリエイティブ・ハブでもあります。
クリエイティブ・ハブ・シリーズでは、FANTOMがスタジオからステージ、そしてその先まで、あなたの音楽ライフの中枢となる方法をご紹介します。今回は、FANTOMの外部入力とサブ・アウトの使い方について見ていきましょう。

FANTOMの裏表

FANTOMの多彩な外部入力とサブ・アウトには多くの活用方法があります。
例えば、FANTOMのインプットにマイクやギターを接続して、簡単にサンプルを作成したり、別のミュージシャンに個別にミックスを送信したり、バッキング・トラックと一緒に演奏するときに個別にパートをブラッシュアップしたりする際にも活用できます。

「FANTOMのインプットにマイクやギターを接続して、簡単にサンプルを作成できます。」

サンプルの作成

こちらのビデオでDavid Ahlundが行っているようなボーカル・サンプルを作成してみましょう。FANTOMの高品質なインプットとマイクプリアンプで自分の声を録音し、サンプルとして活用することができます。FANTOMは録音後すぐにサンプルを新しいトーンに割り当てることができるので、サウンドデザインやトラック構築にスムーズに取り掛かることができます。ギターや外部のリズム・マシン、キーボード、その他のオーディオソースをサンプリングする場合でも、同様のアプローチが可能です。

コンプレッサーやノイズフィルタリング、また、モジュレーション・ディレイなどの、よりクリエイティブなエフェクトを活用し、サウンドの温かみやボリューム、サスティーンなどを調整したり、より個性的なオリジナル・トーンを作成することも可能です。入力時からサウンドの調整やサンプリングの準備が同時に行えるので、スムーズにサンプルを作成できます。

外部ミックス

FANTOMのインプットは、ライブパフォーマンスにも最適です。FANTOMをスタジオやライブシーンのサウンドシステムに直接接続し、マイクをインプットに取り付け、コンプレッションとリバーブを少し加えて歌います。これだけでFANTOMは、あなただけのパーソナル・ミキサーとなります。

もう一つの便利な活用例としてサブ・アウトをご紹介します。例えばドラムと一緒に演奏する際に、サブ・アウトを使用してシーケンスされたトラックのクリックとキーパートだけのミックスをドラマーに送ることができます。ドラマーはリズムをキープしながら、音楽的なインスピレーションを損なわずに必要なサウンドを聴いて演奏することができます。

「1つのアウトプットに自分を通し、バッキングトラックに縛られることなくパフォーマンスをリミックスする」

バッキング・トラック

次々に新しいコンテンツが生まれるYouTubeの世界では、ミュージシャンも継続的に動画を制作しています。この種のコンテンツは、もはや社会に欠かすことのできないものと言えるでしょう。もし、バッキング・トラックに合わせて演奏し、そのまま録音しているならFANTOMでより良い方法を試してみましょう。

FANTOMなら出力に自分自身のプレイだけをルーティングできるため、バッキング・トラックではなく、自分の演奏のみを録音することができます。つまり、自身のパフォーマンスとバッキング・トラックをリミックスして動画編集し、理想的なサウンドにすることが可能です。

クリエイティブ・ハブ

FANTOMは、様々なジャンルのライブパフォーマーにとって欠かせない楽器です。しかし、そのパワーを発揮するのはステージの上だけではありません。FANTOMのツールとインテグレーションの可能性は、スタジオの中枢として、まさに理想的です。ワークフローに焦点を当てて、クリエイティブ・ハブ・シリーズの記事をご覧ください。

詳細と情報については、FANTOM製品ページをご覧ください。

Mark Watson

Mark is Roland Keys & Production Product Manager at Roland Corporation Australia. He has written and produced music for Universal Music recording artists, TV, theater, live shows, and theme parks, as well as being a successful recording artist himself.