Rolandのエアロフォンはメンテナンスがとても簡単です。そのため、浮いた時間でさらに音楽に向き合えます。デジタルサックスの要素を含んでいるエアロフォンの特徴は、そのままアコースティックサックスに転用できるので、エアロフォンで習得した運指や演奏テクニックが無駄になりません。
手間の少ないメンテナンス
アコースティックサックスを最高のコンディションに保つためには、定期的なメンテナンスが必要となり、さまざまな工程を手間と感じてしまうこともしばしばあります。とはいえ、良い状態を保つためには演奏後のクリーニングは大事なポイントです。
エアロフォンは耐久性のある高品質な素材で作られています。また、演奏者の唾液がスイッチやキー周辺から内部に侵入するのを防ぐマウスピースバンドも付属しているため、演奏後のメンテナンスは本体を軽く拭き取るだけで完了です。
少ないランニングコスト
アコースティックサックスは、良い音を出すためにリードやマウスピースの交換が不可欠ですし、リードの出来栄えにも注意を払う必要があります。これらの消耗品は都度購入が必要で、ランニングコストがかかります。
エアロフォンは、リード機能が備わったマウスピースが付属しており、基本的に無交換でご使用いただけます。また、お手入れに必要なマウスピースバンド、充電用のACアダプター、ネックストラップ、さらにはエアロフォンを持ち運ぶのに便利なキャリングケースもパッケージに同梱されています。各々を買いに行く手間や時間が省けるだけでなく、消耗品代を節約できるのも魅力です。
*付属品は機種によって異なります。詳しくは各エアロフォンのスペックページでご確認いただけます。
気温差も心配ご無用
気温差が楽器の音程に影響を与えるのをご存じでしょうか?
演奏をする場所によって気温が高かったり低かったりすると、アコースティック楽器はチューニングに影響を受けてしまいます。
しかしエアロフォンは温度に左右されることがないため、さまざまな環境で安定した演奏をお楽しみいただけます。
ローランドのエアロフォンは、マウスピースにリード機能が備わっているので、リードやマウスピースを何度も交換する必要はありません。
組み立てがとても簡単
アコースティックサックスは、演奏のたびに組み立てと分解の作業が必要になります。ケースからネックを取り出し、マウスピースを差し込み、リガチャーで軽く固定します。それからマウスピースとリガチャーの間にリードを挟み、固定します。さらにここから本体を組み立てて、マウスピース&ネックを本体に取り付けます。これだけの手順を経てようやく演奏の準備が整います。
アコースティックサックスを演奏した後は、先ほどの手順を逆の順序で行って分解し、ネックとマウスピース、本体を布で拭き取り、乾燥させる必要があります。
それに比べると、エアロフォンはとても簡単に組み立てと分解ができます。まず、ケースからエアロフォンを取り出し、マウスピースのキャップを外し、本体の電源を入れるだけです。
演奏後は電源を切り(忘れたとしても、一定時間の操作がなければ自動で電源が切れます)、マウスピースをエアロフォンから取り外して乾燥させ、元に戻します。最後にマイクロファイバークロスで拭き取ればお手入れも完了です。
エアロフォンはケースから取り出し、マウスピースのキャップを外して電源ボタンを押せばセットアップ完了!
継続的なメンテナンスで最高のパフォーマンスを
楽器のメンテナンスは大変ですが、正しく継続的にお手入れをすることで楽器自体の寿命を延ばします。また、メンテナンスが行き届いていると、最高の音でのパフォーマンスが可能となります。特にアコースティック楽器は注意深くメンテナンスをする必要がありますが、エアロフォンは簡単に手間なくできるのも魅力のひとつです。
いかがでしたでしょうか?
エアロフォンは単なる練習ツールではなく、音楽をさらに楽しんでいただくための楽器です。ぜひチャレンジしてください。
最後に、エアロフォンを開発したエンジニアたちのストーリーをご覧ください。